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廃材を活用したプリント

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ペレット式3Dプリンターによる廃材を利用したリサイクルプリント

SDGs対応の為に、造形失敗モデルやサポート材などの廃棄していたフィラメントを再利用しませんか。

不要なプラスチックをシュレッダーで裁断して造形に挑戦することも可能です。

デモ機の PioCreat G5Ultra にて実施いたしました

廃材(ABS)を使用するリサイクルプリントの流れをご紹介します。 ​

1.廃材を集める

他のプリンタで出力した不要モデルやラフトなどを集めました。写真の廃材はABSフィラメントによる造形物です。

​吐出温度が一定となるように材料の種類ごとに分別して廃材を集めました。

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2.廃材をシュレッダーで裁断

廃材をシュレッダーで裁断します。

プリンタに導入した際に下に流れにくい形状(細長い形)が見受けられる場合は、再裁断しなおすと良いです。(2度挽き)

※あまり細かくし過ぎても流れにくくなります。

​​ここで使用しているシュレッダーは以下の商品です。

3Dプリンター用 シュレッダー|システムインナカゴミ ダイレクトショップ

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3.G5Ultraに導入

裁断した素材をプリンタに導入します。

印刷品質の向上の為に導入前に一度、定温乾燥機で廃材を数時間乾燥させておくと良いです。

※廃材の湿気を除去しておきます。

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4.元素材の設定でプリント

最適な印刷設定とはならないかもしれませんが、ひとまず元の廃材に適当と思われる印刷設定でプリントを行ってみます。

モデルの出力結果などを目視で確認して、ノズル温度/プリントスピード/吐出量などの各種設定を微調整します。

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完成モデル ペン立て(花瓶)

ノズル径:0.8㎜

出力時間:約4時間30分

サイズ :120㎜(高さ)​

​こちらの例では3Dプリンタで出力した廃棄物を使用しましたが、

それ以外にも様々な廃棄プラスチックを用いてリサイクルプリントを試すことができます。

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